ダシバット新モンゴル学園数学科長の本学ご訪問

2016.08.29

  • 数学科

 本校の提携校のひとつである私立新モンゴル小中高一貫学校より、同校のДашват(ダシバット)数学科長が21日来日され、一週間滞在されました。
 これは昨年度、両校数学科間で作成した共同論文に基づく共同事業協議、ならびに授業実施と学校見学をして頂くためです。

EPSON MFP image 一井君

 とりわけ本欄で既報の通り、23日の第7回数学科リレー講座初日において行われた「モンゴル数学史」のご講演は本邦初公開となる事柄が少なくなく、出席者の耳目を集めました。
 また、24・25日には中学2年生を対象に授業をして頂きました。
 授業では、生徒の理解の助けのための工夫が随所に見られ、とりわけ「休憩体操」と銘打たれた、一次関数と二次関数の形状に合わせて行う体操(これは新モンゴル学園オリジナルとのこと)や、三角比の値を求める簡便な方法(これはロシアにルーツをもつ方法とのこと)は生徒、教員双方から大好評でした。
体操
体操実演
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 ダシバット先生、このたびはお世話になり大変に有難うございました。
 今後ともよろしくお付き合いください。

(今日の授業を受けた中2生徒の声)
 数学で外国の先生から授業を受けるのは初めてでしたので、どんな授業を受けられるのだろうか、と期待していました。基礎から着実に説明してもらえ、また、授業の途中の体操では知識の定着を図りながらリフレッシュできて、とても楽しく勉強できました。授業の最後の約数のゲームも楽しかったです。また先生の授業を受けたいです。ありがとうございました。